ももクロ&アイドル blog (by中西理)

ももいろクローバーZとアイドルを考えるブログ

MomocloMania2018 –Road to 2020-DAY1@千葉県・ZOZOマリンスタジアム

 MomocloMania2018 –Road to 2020-DAY1@千葉県・ZOZOマリンスタジアム

 

 


<DAY1>2018年8月4日(土)
<DAY2>2018年8月5日(日)
両日共通:open 14:30 / start 17:00 / (20:30終演予定)
※雨天決行・荒天中止
※当日の公演内容によって終演時間が前後する場合がございます。

 

 ももクロ恒例の夏ライブ。今年は昨年に引き続き「Road to 2020」と2020年に開催される東京五輪に向けてアイドルとスポーツの融合がテーマとなった。
 昨年は五輪におけるメジャー種目である陸上競技が中心的モチーフであったのに対して、今年はハーフマラソンは実施されたもののメインはスケートボード、BMXなど新たに五輪種目に追加された新種目の紹介をしようというのがひとつのテーマ。新種目の中では比較的メジャーなスケートボードはともかくとしてBMXのパークなどは私も初めて競技者のテクニックを目の当たりにしたがちょうどスキーのエアリアルモーグルのようにアクロバティックなところもあり、冬季五輪でスノーボード平野歩夢が脚光を浴びたようにもしメダリストでも出れば人気が出るのではないか。
 ウィルチェアー(車いすラグビーも紹介されたのだが、ライブからそれほどたってない日に世界選手権で優勝した。初優勝の快挙だが、五輪金メダル候補といってたのを「どうせまた」と聞いていたのごめんなさい。けっして誇張ではなかったんですね。
 ライブのセットリストは下記のようだが、「ワニとシャンプー」「ココナツ」などの夏ライブ定番曲に加えて、4人verがまだ発表されていなかった「愛を継ぐもの」「ROCK THE BOAT」「デモンストレーション」など比較的新しめの楽曲が目立った。
 特に「ROCK THE BOAT」 を椅子を使ったショウ成分多めの大人の振付で披露したこともあり、今ライブの白眉といってもよかったかもしれない。この曲は「揺らしちゃう」というセリフ部分を担当していることでもともと玉井詩織の曲という印象は
強かったが今回のセンターポジションで椅子に座って始まる冒頭からして代表的な「詩織曲」となったといってもいいだろう。
 もうひとつがニューヨークヤンキースの田中将投手の登場曲として制作された楽曲群で昨年惜しくもワールドシリーズ出場がならなかったまーくんの心情をファンキー加藤が盛り込んだ最新曲の「吼えろ」をはじめ泣ける歌は数多いのだが、ハーフマラソンのスタート直後に歌い始めた「Get Z Go!!!!」などランナーへの応援歌に聞こえた*1
<blockquote class="twitter-tweet" data-lang="ja"><p lang="ja" dir="ltr">08/04 ももいろクローバーZ/MomocloMania 2018 一日目@千葉ZOZOマリンスタジアム セトリ <a href="https://twitter.com/hashtag/momoclo?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#momoclo</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%82%82%E3%82%82%E3%82%AF%E3%83%AD?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#ももクロ</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/TDF?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#TDF</a><br>ももクロ夏の特盛大箱ライブ、超楽しい! 新曲Re:Story(5日0時配信)初披露ほかいろいろあったけど、やはり最後の挨拶での夏菜子「トイレ行きたい」発言だわ。どんだけ超大物なのw <a href="https://t.co/BQ0MTDJ46p">pic.twitter.com/BQ0MTDJ46p</a></p>&mdash; みょうが (@myogamaru) <a href="https://twitter.com/myogamaru/status/1025710326774292480?ref_src=twsrc%5Etfw">2018年8月4日</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script>
  セットリストを確認して書き写そうと思ったのだが、twitterに載せていた人がいたので、転載することにした(転載まずいということであれば連絡してください)。

*1:これで思い出したのだが、大阪国際女子マラソンの最後の勝負どころで流れるテーマ曲を30年近く毎年アルフィーが提供していたのが今年1月が最後になった。この後釜もし決まってなかったらももクロにもらえないかしら

アイドル界最大の夏フェス「夏S(ナツエス)」@埼玉・メットライフドーム

 アイドル界最大の夏フェス「夏S(ナツエス)」@埼玉・メットライフドーム


>>
【2018/2/17(土)更新】
「夏S」は7月28日(土)、にて開催いたします。

さらに!スターダストアイドル新プロジェクト
スターダストプラネット
立ち上げ!
(略してスタプラ)

【2018/2/17(土)更新】
スターダストプラネットのモバイルサイトがオープンしました。

スタプラモバイルはこちら!
http://www.stardustplanet.jp/
<<

GIRLS’ FACTORY NEXT DAY3@Zepp Tokyo

GIRLS’ FACTORY NEXT DAY3@Zepp Tokyo

 
http://www.fujitv.co.jp/otogumi/GFN18/

 出演者:伊藤千由李(チームしゃちほこ)、彩木咲良たこやきレインボー)、栗もえか(栗本柚希×鈴木萌花)、雨宮かのん、はちみつロケット、ガチンコ☆ (ガチンコスター) 、REVERBEE、他

 DAY3というのでいつDAY1、DAY2があったのかと悩んだのだが、昨年のがそうなのね。ギターの弾き語りで歌うらしい伊藤千由李(チームしゃちほこ)、彩木咲良たこやきレインボー)が楽しみ。特に彩木は何を見せてくれるのだろうか。事務所の壁を越えたアイドルユニットと言うガチンコ☆ (ガチンコスター)のお披露目にも注目したい。これはHKTのメンバーを入れることでスタダ内ユニットでは入りにくいイベントや番組への出演も狙うという野心的なユニットじゃないかと思う。
  全体としてはちょっと不可思議なラインナップになっているけれど、これはできるだけ夏Sの混成ユニットとかとの重複を避けるという意味合いがあるからか。

http://www.fujitv.co.jp/otogumi/setlist180714.pdf
   GIRLS’ FACTORY NEXT DAY3はももいろフォーク村などを担当するきくちPの演出によるアイドルフェスティバルだが、現在数多く存在するアイドルフェスと大きく違うのはガチンコ☆ (ガチンコスター) など少数の例外を除けばほぼ全編がアイドル自身の楽器の弾き語りやアンプラグドによる歌唱など普段とはまったく違う音楽的な内容により、構成されていることだ。きくちPにはその強すぎる個性から一定数以上のアンチ的立場を取るひとがいるが、彼らが何と言おうとこの日のようなライブを企画実行できるのは彼だけだし、その実力は認めざるを得ないのではないかと思う。
 私が個人的にこの日一番の驚きだったのはたこやきレインボー彩木咲良のギターの弾き語りによるソロライブのセクション。なかんずく、自らが作詞した「女の子」という楽曲の歌詞の衝撃だった。私自身はたこ虹のピンク担当といかにもアイドルという振る舞いからあーりんの後継者のようにイメージしていたのだが、「女の子らしく可愛いといわれるのは好きじゃない」とか「ピンクも好きだが、本当は黒が好き」とかこの段階で言っちゃうのはどうよと思い驚いたのだ。ちなみにその歌詞に合わせてはこの日の衣装は全身黒装束なのだった。
  一方、こちらはきくちPの無茶振りが明白だったが、栗もえかがレッドツエッペリンの「天国への階段」を弾き語りで歌ったのにも驚いた。こと歌唱力という面では特にハイトーンの部分を強い声質でアタックできるという意味ではスタダをやめた過去の歌姫である杏果やぁぃぁぃと比べても一歩抜きんでたレベルに成長してきたと思う*1
   とはいえ、歌唱力というのはハイトーンが出るとかいうようなテクニックや素質だけではないというのをこの日見せ付けたのが伊藤千由李(チームしゃちほこ)のソロだったと思う。この日のライブもよかったが、この人には出来るだけ早く杏果がやったような本格的なソロコンサートをやってもらいたいと思った。ギターの演奏といいバンドでの歌唱といい、ソロ歌手としても十分にやっていけるポテンシャルを持っている。他のメンバーは栗もえかがレッドツエッペリンの「天国への階段」が数日前にイントロ以外のデモテープを渡されたというようにきくちPの指示通りに動いていた感があったのに対して、伊藤千由李はかなりの部分は音楽監督と相談したことはあっても選曲ひとつをとっても自己プロデュースの側面が強かったのではないかと思わせた。音楽に関しては入り込みすぎそうな性格も感じられるためにソロコンについてのハンドリングは慎重にしてほしい部分もあるが、ぜひやってほしいし、できれば名古屋以外でもやってくれないかなとも思う。

*1:誤解のないように言えば歌による表現力の部分では杏果やぁぃぁぃの方が数段上だが、何と言っても2人ともまだ十代だ

坂崎幸之助のももいろフォーク村NEXT第85夜(#47)『百田夏菜子リアル生誕祭』加藤いづみ生誕前夜祭

 

坂崎幸之助のももいろフォーク村NEXT第85夜(#47)『百田夏菜子リアル生誕祭』加藤いづみ生誕前夜祭

 

 

>>
M01:真赤な太陽 (夏菜子&秋本帆華&伊達花彩&上田理子/美空ひばり)
M02:恋のヒメヒメぺったんこ (夏菜子&赤推し隊/姫野湖鳥)

M03:イマジネーション (夏菜子&赤推し隊/ももクロ)
M04:渚のラララ (夏菜子&赤推し隊/百田夏菜子)
M05:太陽とえくぼ (夏菜子&清井咲希/百田夏菜子)
M06:桃色空 (夏菜子&根岸可蓮春名真依彩木咲良ももクロ)
M07:シングルベッドはせまいのです (夏菜子&坂本遥奈/ももたまい)
M08:夜明けのアモーレ (夏菜子&Negicco・Megu/ももたまい)
M09:恋のフーガ (夏菜子&伊達花彩/ももたまい)
M10:Ring the Bell (夏菜子&しおりん/ももたまい)
M11:夢は心のつばさ (夏菜子&村長/ゾロリーヌ(百田夏菜子 from ももいろクローバーZ)withゾロリ(山寺宏一))
M12:初恋 (夏菜子&いづみさん/村下孝蔵)
M13:好きになって、よかった (夏菜子&いづみさん/加藤いづみ)
M14:ピンクノイズ (いづみさん&あーりん/浪漫舎)
M15:青空 (いづみさん&れに/加藤いづみ)
M16:銀天街 (いづみさん&しおりん/加藤いづみ)
M17:あこがれ (いづみさん&堀くるみ&鈴木萌花加藤いづみ)
M18:別れの律動 (いづみさん&村長/THE ALFEE)
M19:愛、かましたいの (いづみ&NegiccoNegicco)
M20:アイドルばかり聴かないで (オールキャスト/Negicco)
M21:行くぜっ!怪盗少女  (オールキャスト/ももクロ)
M22:シンシア (村長/南沙織)
<<
  ももクロの妹グループが大挙して出演したことで、「ももクロしか見たくない」と主張する一部モノノフから批判の声が上がっているようだが、生誕祭は毎回こんなものだったのではないか。全員集合のたこやきレインボーをはじめ、いつも以上に出演者が多いのは翌々日が「GIRLS FACTORY NEXT DAY3」で彩木咲良春名真依が出演することになっているから、遠隔地グループではあるけれどスケジュールが抑えやすかったこともあるのではないのかと思う。いずれにせよ、過去回から見てもきくちPが「ガチンコスターダストプラネット」などの他番組を通じて、スタダの妹グループのアイドルをより深く知り呼びやすくなったというのが大きな要因で、これまでも生誕祭回ではゲストを呼んで本格的なコラボをやるということは少なかった気がする。とはいえ、文句言う人たちは何にでも文句言うもので、「普通のフォーク村」と題した次の回でフォーク界の大物を呼べば「古い知らない歌ばかりでつまらない」と言い出す人がいるのだろう。
 おそらく、この番組で初めて存在を認識したというモノノフにインパクトを与えたという意味でもっとも爪痕を残したのはいぎなり東北産の伊達花彩だろう。冒頭の「真赤な太陽」でいきなり登場して、ソロパートももらい、夏菜子とのデュオメロディーでは「恋のフーガ」も歌わせてもらうという破格の抜擢だが、後からネット動画で見たのだが、最初は出演予定もなかったのが、「ガチンコスターダスト」出演中に愛来がフォーク村に出演して、夏菜子にお祝いを直接言うという話を聞いて、その場で自分も出演したいと直訴して出演を勝ち取ったものらしい。タレントとしてこういう強さは必要だし、いろんな意味で大器だと思う。
 ももクロメンバー関連では夏菜子が夏菜子推しの妹グループメンバーの挑戦を堂々と受け止めるベテランの風格を見せた。その分、カバー曲では夏菜子的に新たな挑戦といえるような楽曲はほぼなかったため、曲数こそ少なかったが、「ピンクノイズ」「青空」「銀天街」の加藤いずみさんとのデュエット3曲は新鮮さもあり、よかった。 
 玉井さんはもはや普通にギターをアルペジオで弾いて歌っていて、こともなげなのが一層素晴らしいのだが、ソロコンをどうしてもやりたくないなら、ギター演奏系のアーティストと弾き語りライブやってくれないかなあ。 
 後輩グループも実力を上げてきているとは思うが、自分の持ち歌以外を生演奏で歌うと言うのはまだ難しいようで、特に今回試練にさらされたのはたこやきレインボー根岸可蓮だっただろうか。「桃色空」を夏菜子&根岸可蓮春名真依彩木咲良というメンツで歌ったのだが、ガチガチに緊張していたのがこちらにも伝わってくるようだった。もはや杏果がひとり減ったあとでさえ、ももクロは普通に歌っているけれど、リズムや音の乗せ方が簡単ではなくて、堂本剛自らが細かく歌唱指導してレコーディングしたものだけにちょっと厳しい結果になったかもしれない。ただ再確認できたのは声が声だけに歌がうまいとは思われないのだが、春名真衣のピッチの正確さは特筆すべきものでこういう時頼りになると思った。きっと、レベンジを期しているだろうし、それだけに夏Sの「BLAST!」に懸ける気持ちは一層高まったのではないか。
    今回の「ももいろフォーク村」からは少し離れるけれどきくちPの現在の最大の野望はAKB48グループをももクロと本格的にガチンコで共演させることじゃないかと思っている。AKB48ももクロが普通の形ではテレビで共演NGだというのはテレビ関係者から実際に聞いたことはあるのだが、それがどこまで実際に圧力がかかっているのか、それとも一定の配慮(つまり忖度)でしかないのかは分からない。もっとも、ももクロとテレビというとAKBや秋元グループとは無関係でもいろんなしがらみがあることは明らかだから、AKBとの共演うんねんというのも分からない。
 ただ、それでも指原とモーニング娘。も共同企画があったのにそれを実際に生で披露するチャンスがなかったのをAKB紅白歌合戦でついに共演に成功させたり、スターダストからしゃちほこ、たこ虹を呼んで、SKE、NMBとコラボさせたりとかなり大胆な企画に取り組んで、その後もはっきりとはいえないが、HKTのを「フォーク村」に呼んだり、新たなユニット「ガチンコ☆」にHKTのメンバーを入れたりしていることを考えるときくちPと秋元氏との蜜月はいまのところ続いているのではないかと考えられ、今年のAKB紅白も引き続き、演出を担当する可能性はけっこう高いのではないかと思う。
 そうなるとももクリと時期を調整して今年こそももクロ本体がAKB紅白に乗り込みFNS歌謡祭的なコラボをAKBメンバーとやるという可能性はなくはないのではないか。
そして、その代わりにこれまでいろんな作詞・作曲家をゲストに招いているももいろフォーク村に秋元康をゲストとして招く。ここまでくれば妄想に近いのは分かっているが、きくちPの動きを見ていると野望をやはり感じてしまうし、かつてFNS歌謡祭がアイドルコラボという形では実現したが、それ以上のものを考えているような気がしてならない。

ももいろクローバーZ 10th Anniversary The Diamond Four -in 桃響導夢DAY2@東京ドームTDFの覚悟

 

 ももいろクローバーZ 10th Anniversary The Diamond Four -in 桃響導夢DAY2@東京ドームTDFの覚悟

-」2018年5月23日 東京ドーム セットリスト

SE. overture ~ももいろクローバーZ参上!!~
01. Z伝説~ファンファーレは止まらない~
02. マホロバケーション
03. BIONIC CHERRY
04. ゴールデンヒストリー
05. ココ☆ナツ
06. DNA狂詩曲
07. 桃色空
08. DECORATION
09. 行くぜっ!怪盗少女 -ZZ ver.-
10. ゴリラパンチ
11. 全力少女
12. 労働賛歌
13. コノウタ
14. 笑ー笑 ~シャオイーシャオ!~
15. 吼えろ
16. 『Z』の誓い
17. 青春賦
<アンコール>
SE. ENCORE OVERTURE
18. 今宵、ライブの下で
19. クローバーとダイヤモンド
20. あの空へ向かって

 

  4人となったももクロがどうなるのかというが最大の注目だったが、5人時代と遜色はなくむしろ以前からのファンだけではなく、この日初めて彼女らを目にした人たちにもももクロって凄いでしょと自慢したくなるようなライブであった。
  10周年の記念となるだけあって、会場のモノノフも気合いが入っていただけあってovertureは近来稀にみる気合いのはいりかたであった。いろいろあったこともあってかまさに爆発的といってよかった。

 

[DAY2] 2018年5月23日(水)<THANK YOU SOLD OUT!>
TDFの覚悟
 両日共通:open 16:00 / start 18:30 / (21:00終演予定)
 ※当日の公演内容によって終演時間が前後する場合がございます。