ももクロ&アイドル blog (by中西理)

ももいろクローバーZとアイドルを考えるブログ

「現代日本演劇・ダンスの系譜vol.12 ダンス編・ヤザキタケシ」セミネールin東心斎橋web講義録

VOL.12 [ヤザキタケシとムーブメントの魅力]

講師・中西理(演劇舞踊評論)
特別ゲスト・ヤザキタケシ(アローダンスコミュニケーション)

上映予定の主要映像

「MATOMA」スーザン・バージュ テレビインタビューと作品抜粋
冬樹ダンスビジョン「ガラスの時間」(長野まゆみ少年アリス」より)「JAPAN」
「GUYSII」ヤザキタケシ構成・演出
アローダンスコミュニケーション「Weightless Days」「BlueTime」など

【日時】2009年8月27日(木)p.m.7:30〜 
【場所】〔FINNEGANS WAKE〕1+1 にて
【料金】¥1500[1ドリンク付] (※学生¥1200・1ドリンク付)


 東心斎橋のBAR&ギャラリーを会場に作品・作家への独断も交えたレクチャー(解説)とミニシアター級の大画面のDVD映像で演劇とダンスを楽しんでもらおうというセミネール「現代日本演劇・ダンスの系譜」の第12回をはじめます。これまで第1回目のチェルフィッチュを皮切りに今もっとも注目の演劇・ダンスの集団(作家)を選んで紹介してきました。今回は12回目で第1期の最後を締めくくるセミネールとなります。
 ダンスではこれまでニブロールにはじまり、イデビアン・クルーレニ・バッソ珍しいキノコ舞踊団とまず東京のカンパニー、振付家の紹介から入り、前回は「ダムタイプその後」と題して、初めて一部関西のアーティスト(藤本隆行)もかかわるコラボレーション的作業を紹介しました。今回は本格的に関西のコンテンポラリーダンスの流れを紹介したいと思います。取り上げるのはヤザキタケシ(アローダンスコミュニケーション)です。

Takeshi Yazaki 箭崎武志
Artistic Director, Arrow Dance Communication


Takeshi Yazaki began his career as an actor in 1981. However, excited by the possibilities of contemporary dance, he changed his direction and immersed himself completely into dance. In 1989, he moved to New York City to study at the Alvin Ailey School. From 1992 – 1998, he was part of the project MATOMA France-Japan and performed in many festivals throughout France as a soloist.


He established Arrow Dance Communication, his own company in 1997, and has since worked on pieces that are physical, cynical and comical, with the theme ‘Universal Truth of Man’s Life’.


He was nominated at the International Choreography Competition at Begnolet in 1998. Since 1999, with the popularity of the ‘Space Series’ in France, Takeshi and his company have been invited to many international dance festivals, and performed in 14 cities in 4 countries. Takeshi has collaborated with many international artists such as Michel Kelemenis (France), Vincent Skwati Mantsoe (South Africa), Headlong Dance Theater (USA) and Angela & Raphaelo (graphic artist – Brazil).


Arrow Dance Communications (Japan)

 ヤザキタケシの経歴をネット上で探したのですが、日本語で適当なものがなかったので英文で掲載されていたものを収録してみました。これは興味深いことを示しているといえます。というのは関西を本拠地にしていましたが、サイト上で紹介記事を探してみると、日本語のも出てはきますが、内容的にも量も英語、フランス語のものが多いということが分かります。そしてそこからここ10年ぐらいを遡ってみるとヤザキの主たる活動のフィールドは国内ではなく、フランスを中心にした海外であることが分かるからです。
 米国アルビン・エイリー・ダンススクールへのダンス留学からの帰国後、スーザン・バージュ率いる日仏共同のダンスプロジェクト「MATOMA」に参加します。これをきっかけにコンテンポラリーダンスの世界に入りますが、コンテンポラリーダンスでの最初のプレゼンスは優れたダンサーであるということでした。
 コンテンポラリーダンスの魅力のひとつにそれまでに見たことがないような新しい動きの追求ということがあります。以前このセミネールの講義でもイデビアン・クルーの時に取り上げましたが、そういう意味で私が現代のダンスの最高峰に位置づけているアーティストにウィリアム・フォーサイスとマッツ・エックがおりまして、この2人の作品の特徴はその動きが一度目にするとだれもがこれはいったいどうなっているのだろうと忘れがたい印象を与えるもので、それが分かるのに1分もかからないという言い方をよくします。
 まず、本日まずお見せしたいのはウィリアム・フォーサイスのソロです。これはシルヴィ・ギエムが編集した「エヴィダンシア」というビデオに入っているものなのですが、この本人の動きがその振付を特徴づけていることが分かります。

 次にお見せするのはヤザキタケシのソロダンスですが、フォーサイスと比較するのは若干オーバーに思われるかもしれないですが、その身体の使い方、特にそれ自体がまるで生きているかのようにぐねぐねと動く手足の使い方に大きな特徴があり、動きの独自性ということでは遜色がないと思います。前に取り上げたイデビアン・クルー井手茂太なども本人の独特の動きが振付に生かされているという点でヤザキとの共通点があると思いますが、こういうのはほかには勅使川原三郎などが挙げられる程度で世界でも数えるほどで、そこにヤザキタケシの振付家としての優れた資質があると思います。 
 短い映像ですが、次のがフランスで「むちのようにしなる」などと言われた彼独特の動きが分かりやすく出ていると思われます。

 前回のセミネールで取り上げた上海太郎舞踏公司に客演して、ロンドン、ダブリンツアーに参加したのを手始めに、前述の「MATOMA」や冬樹ダンスビジョン。あるいはミッシェル・ケレメネスのカンパニーにもダンサーとして参加。そのいずれでもカンパニーの中心的なダンサーとして活躍しました。ヤザキは関西におけるコンテンポラリーダンスの歴史を体現している存在と言ってよく、その経歴を詳細に紹介することは踊らないダンスが主流の最近の東京のダンスとはまったく別の成り立ち、傾向を持つ関西のダンスを再検証することにもなります。それでははじめましょう。

 こちらがヤザキが留学したアルビン・エイリー・ダンススクールの上部団体でもあるアルビン・エイリーダンスカンパニーの代表作品である「Revelations」です。実は今回見て直してみるまでうかつなことにあまり気がつかなかったのですが、あらためて見てみると作品の方向性が異なるので似ている印象はあまりないのですが、群舞の処理の仕方などで大きな影響を受けていることが分かります。
(アローダンスコミュニケーション「ESPACE」の冒頭部分を流す)
 上海太郎舞踏公司、スーザン・バージュ率いる日仏共同のダンスプロジェクト「MATOMA」、冬樹ダンスビジョンの3つの集団が初期の関西コンテンポラリーダンスを語るのに欠かせないと考えています。現実に舞台を見た人が少数派となってしまった現在では仕方がない面もありますが、昨今ではアートNPOの隆盛の陰で黙殺されている感もあります。今回の講義ではヤザキタケシがダンサーとして参加した「MATOMA」、冬樹ダンスビジョンなどについても映像を交えて簡単に振り返ってみましょう。
 最初にお見せするのはダンスプロジェクト「MATOMA」の貴重な映像です。
(「MATOMA」スーザン・バージュのインタビュー映像)
 スーザン・バージュは米国人ですが、当時、ダンスコンテンポラリーヌあるいはヌーベルダンスなどと呼ばれていたフランスのコンテンポラリーダンス創始者の1人です。京都に九条ヴィラというアーティストの滞在施設があるのですが、フランス文化庁の肝入りで設立されたこの施設の初期の滞在制作者として京都に滞在、関西を中心に若いダンサーを集め、カンパニーを設立。このカンパニーはモンペリエダンスフェスティバルへの参加を皮ぎりに1992年から98年にかけて、フランスを中心に各地のフェスティバルを巡演してまわるなどの活動をします。
 「MATOMA」にヤザキタケシはダンサーとして参加しますが、ほかにも冬樹ダンスビジョンの冬樹、森美香代、田村博子、進千穂、現在はMonochrome circusの森裕子らがメンバーで彼らはその後、関西のコンテンポラリーダンスの黎明期を支えていく存在になっていきます。ちなみに芸術創造館館長の小原啓渡、Monochrome circusの坂本公成もこのプロジェクトに日本側スタッフとして参加しています。
 ヤザキは冬樹ダンスビジョンにも主要なダンサーの1人として参加していました。冬樹ダンスビジョンについてもなんらかの機会に本格的に取り上げようと考えていますが、今回はその中からヤザキタケシのソロをお見せしたいと思います。
(冬樹ダンスビジョン「ガラスの時間」(長野まゆみ少年アリス」より)
 これは「ガラスの時間」という作品で長野まゆみの小説「少年アリス」が原作となっています。そういう意味では最近のコンテンポラリーダンスの方向性とは異なり、少し維新派少年王者舘を思い起こさせるところがあったりして興味深いのですが、今日は時間もないのでヤザキタケシのソロをこの中から見ていただきたいと思います。
(冬樹ダンスビジョン「JAPAN」より、ヤザキタケシと浜谷由美子のデュオ)
 次は同じく冬樹ダンスビジョンから「JAPAN]という作品。こちらはこの後、CRUSTACEAを旗揚げすることになる浜谷由美子とのデュオ部分です。最近はそのCRUSTACEAさえ知らない世代も増えているので、なんだそれはと思われるかもしれませんが、CRUSTACEAは関西を代表するコンテンポラリーダンスデュオとして、横浜ソロ&デュオのナショナル評議委員賞などを受賞した集団で、こういうことからもこの冬樹ダンスビジョンというカンパニーの重要さがうかがわれると思いますがいかがでしょうか。
 以上、ダンサーとしてのヤザキタケシの活躍を紹介してきましたが、こうした活動を背景にヤザキは90年代の半ば以降積極的に自らの振付作品の創作も行っていきます。
 初期の作品をいくつか見ていただきたいと思います。これは初期を代表する「不条理の天使」という作品でこのころの作品にはダンス以外にマイムの要素も入っていて、そういうところはこの作品の製作の少し前に客演していた上海太郎から学んだものなどを自分自身の表現としてすっかり消化して、ダンス作品に仕上げているというのが分かります。ダンサーとして優れているだけではなく、エンターティナーとしての資質も高いのがヤザキタケシのもうひとつの特徴です。
 こちらはダンスボックスのトリイホール時代に当時共同プロデューサーだった冬樹をはじめ、関西のコンテンポラリーダンサー、舞踏家らが勢ぞろいして沢田研二の名曲に合わせて舞い踊った伝説の公演「GUYS II」の映像です。本当は全編を見せたいところですが、それは別の機会にということでここでは抜粋でこの伝説の公演とも言われている「GUYS」の雰囲気だけでも味わっていただければと思います。
(「GUYS II」の映像)
 「BlueTime」は現在までのヤザキの代表作でパリ日本文化センターでのパリ公演も見に行ったのですが、観客の入りもよく大好評だった作品です。その時は「スペースX」との2本立ての公演だったのですが、これからお見せするのはアイホールでの公演のものです。この作品は舞台美術として簾(すだれ)を登場させていて、真の闇というわけではなく、簾が醸し出すような明/暗があいまいな時間/空間を舞台上で表現していくことで、ヤザキが考える東洋的(日本的)なものに迫ろうとした作品ですが、そういう静謐な作品のなかでヤザキらが突如、作りこまれた作品の中から観客に呼びかけ、作品の雰囲気を一変させるところがあり、ダンサー/エンターティナー/振付家としてのヤザキ特有のありかたがいい塩梅にミクスチャーされていることで、彼の特色がよく出た作品だと思います。
(「BlueTime」の映像)
 「BlueTime」やその前の「スペースX」は日本人のアーティストとしては異例のパリ国立振付センターとの共同製作による作品でした。こういう形での海外での現地製作・上演や海外アーティストとのコラボレーションが多いのがヤザキの特徴で、私が個人的に悔しく思っているのは日本(特に東京)でのきちんとした形での上演がないためにヤザキのアーティストとしての実力の全貌が日本国内(これを特に東京だが関西についての幾分言える)に知られないままになっていることです。次にお見せするのはJCDNなども絡んでプロデュースされたアメリカ、フィラデルフィアに本拠を置くカンパニーとの共同製作作品「You Are So Beautifull!!」(2004)ですが、これも日本での公演は製作途上でのワーク・イン・プログレス段階のものが京都芸術センターであっただけで、きちんとした形の公演は米国でしかありませんでした。
(「You Are So Beautifull!!」の映像)
 最後にパリを中心に活躍中のグラフィックアーティストであるアンジェラ・デタニコ&ラファエ ロ・ライン(いずれもブラジル)、アイルランドの音楽家、デニス・マクノリティー、ヤザキタケシと松本芽紅見のダンスという国際共同制作によりパリで滞在制作されたマルチメディアパフォーマンス「Weightless Days」を紹介することにしましょう。この作品はフランスで滞在製作された後、初演され、日本では大阪で上演され、2008年サンパウロビエンナーレにも招へいされています。
「Weightless Days」

2009年の公演・参加・振付等

9月11(金),12(土),13(日)計4ステージ
アトリエ劇研提携公演

11日(金)19:00
12日(土)14:00,19:00
13日(日)14:00

[作]折原哲也[演出]高橋健二
[出演]ヤザキタケシ、高橋健二、都築俊
[チケット料金]
 一般:前売2,500円/当日2,800円
 学生:前売2,200円/当日2,500円
 ※日時指定券、自由席

【チケット取り扱い】
アスゲキ事務局 電話 075-647-2822


8月27日(木)pm7:30〜
中央区東心斎橋1-6-31リードプラザ心斎橋5F
セミネールin東心斎橋「現代日本演劇・ダンスの系譜」

中身は講師の中西氏(演劇舞踊評論家)が私の作品の中から好きなものを選んでDVDを上映し、色々質問したりしなかったり・・・・・みたいです。

7月26日(日)start 15:00
会場:綺羅星ホール
タイトル: VIA LACTEA DANCE
ワールドワイドに活躍するコンテンポラリーダンスのVIA LACTEA (天の河)
MU-DA.Improvisation/Female log「おんなのみえないかたちは見るカタチ」
:Navigator/SUMISH
    :Musician/山本公成(sax)+大森一宏(piano)+中島直樹(bass)
    :女性ダンサー(ホステス)/小谷ちず子、越久豊子、山田いづみ、
三好直美、 北垣あや、福原幸、黒田知子
    :男性ダンサー(ゲスト)レナート.レオン、中田一史、ヤザキタケシ

7月20日(祝) 14時開演
会場:久留米市民会館
サマーチャリティー09バレエコンサート
ソロ作品「なるようになる」(約4分)を披露。(ユーチューブで見れますよ)

7月18日(15:00開演)
会場:神戸学院大学 有瀬キャンパス メモリアルホール
神戸学院大学 Green Festival
デュオ作品(with 松本芽紅見)「ONE WAY」(約30分)を披露します。
これは入場無料で、誰でも観にこれます。
グリーンフェスティバル係078-974-6105(ここにお問い合わせ下さい)

7月12日(13時半開演)
会場:福岡市民会館
高橋さと子バレエスタジオ発表会
ソロ作品「クルクルクルクルクルルルルーン」(15分弱)を披露して参ります。

7月7日
会場:シアタードラマシティー
スタジオダンスポイント発表会
生徒達が滅茶苦茶頑張っております。私もちょこっと参加します。

1月17日土曜17:00開演
長岡京記念文化会館にて スタジオ・ダンス・アライブの発表会

2008年の公演・参加・振付等

兵庫県立美術館  
12月20日
■10:30 お話 ダンスと美術1(上念省三)
●10:45 近畿大学 舞台芸術専攻学生作品
       天理大学 創作ダンス部作品
●12:00 「陶製の身体」
       2007年1月18日、兵庫県立芸術文化センター小ホール
●13:10 ヤザキタケシ他「Weightless Days」お話:ヤザキタケシ
       上演:2007年9月1日、black chamber(NAMURA ART MEETING vol2。         大阪)。2008年11月7・8日、第28回サンパウロビエンナーレ

8月24日(日)
サイトウダンス工房発表会(アクア文化ホール)
ヤザキタケシ振付/出演

7月18、19、20、21
Nトランスッフィシュ公演(伊丹アイホール
ヤザキタケシ出演


6月17日(火)
スタジオダンスポイント発表会(シアタードラマシティー)
松本芽紅見、ヤザキタケシ 振付/出演


6月7日(土)
ISAバレエスクール発表会(伊丹ホール)
ヤザキタケシ振付/出演
作品「チェイス」「私のなかのわたし」「クルクルクルクルクルルルルーン」


5月20日(火)17:00開演
神戸学院大学(Green Festival 2008)http://www.kobegakuin.ac.jp 
ヤザキタケシ出演 他(マイケル・シューマッハサイトウマコト、森美香代、安川晶子)


4月26日(土)16:00/19:00
ダンスの時間(ロクソドンタブラック)tel/06-6629-1118
佐藤健大郎出演 他(垣尾優、crustacea、中山陽子)

4月27日(日)14:00/17:00
ダンスの時間(ロクソドンタブラック)tel/06-6629-1118
松本芽紅見出演 他(O九、花岡純代、山本裕子)

3月22日(土)
京都会館第二ホール
「スタジオクラウディア発表会」
振付・出演:松本芽紅見・ヤザキタケシ

2月21〜24日
アートピアホール(名古屋市青少年文化センター)
総合劇集団「俳優館」制作
熱血悪漢歌舞芝居(ぴかれすくみゅうじかる)「大正三文オペラ
原作------三樹健
作・演出---右来左往
音楽------大野栄潤
振付------ヤザキタケシ


2007年の公演・参加・振付等

12月24日
「Kダンススタジオ クリスマス公演」
場所:京都日航ホテル
ゲスト出演ヤザキタケシ

12月15日・16日
「第参回 天蘭舞踏会」スタジオダンスタンツ プロデュース公演
場所 一心寺シアター倶楽


15日(土)
A 開場14:30 開演15:00
B 開場18:30 開演19:00
16日(日)
C 開場12:30 開演13:00
D 開場16:30 開演17:00

出演 森美香代、安川晶子他 
客演 サイトウマコト、ヤザキタケシ他
問い合わせ・スタジオダンスタンツ 06−6643−8240

11月23日
「それからのアリス」福岡公演
場所:福岡市民会館 大ホール
開場:17:00 開演17:30 
出演:田中ルリ、新井崇他
客演:夏山周久、原田高博、ヤザキタケシ他
問い合わせ:Heart With Wings企画
Tel&Fax092−691-2187・092−608-1389

9月8日
東京インプロ大会
出演予定 ヤザキ

9月1日
ナムラアートミーティング
振付・出演「Weightless Days フルバージョン」
with アンジェラ・ラファエロ・デニス・松本・ヤザキ


8月24日
ダンスの時間
振付・出演「Weightless Days ダイジェストバージョン」
ヤザキ・松本


8月4・5日
大阪ショートパフォーマンスフェスティバル
振付・出演「Weightless days ダイジェストバージョン」
ヤザキ・松本


7月22日
桃園会公演「リーディングとダンス」ゲスト出演 ヤザキ

7月5・6・7・8日
Nトランスフィッシュ ゲスト出演 伊丹アイホール ヤザキ

7月3日
シアタードラマシティー
ダンスポイント公演 振付・出演 ヤザキ・松本

6月30日
ダンスボックス企画
R40'sインプロ大会出演 ヤザキ

6月3日
京都コンテンポラリーダンス・ラボ13 ガラ・パフォーマンス+トークセッション
コーチングプロジェクト講師による、オムニバス形式のショーイング公演とトーク
ダンサー・振付家を志す人々、必見!!

開演時間:15:00 14:30開場
会場:京都アートセンター フリースペース
出演者:j.a.m. Dance Theatre [森井淳、久万田はるみ]『タイトル未定』
Monocrome Circus [坂本公成、小寺麻子]『朱鷺によせる哀歌』
セレノグラフィカ『待たない人』
松本芽紅見・森川弘和『椅子のある部屋』

トーク】相原マユコ、坂本公成、隅地茉歩、森川弘和
前売料金:2000円/学生1500円 当日料金:2500円/学生2000円
※未就学児童入場不可
チケット取扱:京都芸術センター窓口(10:00〜20:00)
チケットぴあ TEL:0570-02-9999 /0570-02-9966 [Pコード 376-597]
京都芸術センターHPより予約できます。>>詳細はこちら

6月2日
名古屋俳優館公演「僕らはみんないきている」振付 ヤザキ

5月26・27日
ダンスボックス
「ダンスインディペンデント」松本芽紅見ゲスト出演

4月30日
スタジオダンスアライブ公演
ゲスト出演 ソロワーク「風にふかれて・・・」 ヤザキ

4月19・20日
ダンスボックス提携公演
「マイケルが帰ってくる」R40'sとして出演 withマイケル・シューマッハ ヤザキ

3月25日
スタジオクラウディア発表会
振付・出演・ADCゲスト参加「シンデレラ?」上演 ヤザキ・松本・佐藤

1月18日
ダンスの時間スペシャル earthen bodies(陶製の身体)
開 演:19:30(開場19:00)
会 場:芸術文化センター小ホール
料 金:自由席(前売)\2,800/自由席(当日)\3,000


2006年の公演・参加・振付等

12月23日・24日
DANCE MONTHLY in isshinji theater KURA
N-Trance Fish「Dive into OFF-side?!」
企画・監修・振付・主宰:尾沢奈津子 構成:伊藤えん魔
出演:ヤザキタケシ、いいむろなおき、木内義一、田中秀彦、森下美樹、原正典、山根久美子、他
12月23日(土)19:00
12月24日(日)14:00/18:00
料金/前売2,800円 当日3,300円(高校生以下各800円引)
制限/3歳以下のご入場を制限しております。
問合せ/090-3824-9282(N-Trance Fish)

11月22日・23日
踊りに行くぜ !! Vol.7 大阪公演 DANCE BOX・TEL 06-6646-1120
出演:Ko&Edge Co. 、酒井幸菜 、玉内集子 、ピンク 、松本芽紅見・森川弘和
一般前売2500・一般当日2800・学生当日2300
振付・出演:松本芽紅見・森川弘和『 椅子のある部屋 』

11月23・24日
シンガポール公演(オデッセイダンスシアターとのコラボレーション作品)


10月18・19・20日
語り女たち
東京公演(音楽・役者・ダンスのコラボレーション)


10月6日
兵庫県立芸術劇場
安川晶子作品に出演予定(ヤザキタケシ)


9月6日〜9日
シンガポール
オデッセイダンスシアター企画公演
ロダン
出演:ヤザキタケシ・松本芽紅見 他

8月6日
大阪ショートプレイフェスティバル
出演:猫ひろし・ひとりでできるもん・ほうほう堂×チェルフィッチュ・バッファ
ロー吾郎・ヤザキタケシ「蛸男の憂鬱」 他
会場:松下IMPホール http://www.ospf.jp

8月20日

サイトウダンス工房発表会
出演:サイトウマコト・夏山周久・ヤザキタケシ 他
会場:豊中アクアホール

7月30日
京龍館 リ・オープニング・パーティー
出演:シモーヌ深雪・Tania&Mania・Red Sleep・ヤザキタケシ&松本芽紅見「ONE 
WAY」 他
会場:京龍館 http://www.kyoryukan.com
京都市上京区武者小路通室町東入梅屋町469

7月18・19日
エクサンプロバンス国際ダンスフェス招待公演。


6月6日
スタジオダンスポイント発表会
シアタードラマシティー
松本・ヤザキ(振付・出演)

5月5日・6日
「ダンスの時間12」 ロクソドンタブラック
ダンスの時間とは、3人のプロデューサーが集まり、関西を中心に活躍しているもっとも実力のあるハズレのないダンサーに踊って貰う事をコンセプトに活動を開始。毎回、好評を博しています。


5/5(金) 5/6(土)
14:00 コンポジション(構成) インプロヴィゼーション
18:30 インプロヴィゼーション(即興) コンポジション

※ 各回限定50名 コンポジション/2500円・インプロヴィゼーション/3000円


A(コンポジション
安川晶子・島知子・松本芽紅見/森川弘和・サイトウマコト(5日のみ)・山下残/大槻弥生/新宅一平(6日のみ)

B(インプロヴィゼーション
安川晶子・森美香代・ヤザキタケシ・サイトウマコト・赤松正行(メディア作家)・一楽まどか(演奏)
プロデューサー 上念省三・サイトウマコト・中立公平


5月2・3日
京都の暑い夏ワークショップ
(松本・佐藤・ヤザキ)講師

4月28 〜 30日
graggio 第2回公演「壁」[振付・構成・演出]石田陽介 アトリエ劇研
[出演]佐藤健大郎/三原慶祐/野田まどか/石田陽介
[料金]前売1800円/当日2000円
*青少年(29歳以下・要証明)は前売・当日とも200円引き
*JR大阪駅、阪急梅田駅以西か以南、またはJR米原駅以東からお越しの方は青少年1500円、一般1700円でご覧いただけます。(要証明。前売・当日とも)
[問合せ]graggio@hotmail.co.jp  graggio


4月27日・28日
ワッハ上方ワッハホール
ミクル☆ミュージカル「Hand」公演
ヤザキタケシ(振付)

4月15・16日
ヤザキタケシ
Echoic Life at ART COMPLEX1928

3月31日
松本芽紅見
畑Ballet 教室発表会 at 亀岡市民会館

3月29日・30日
さきらダンスワークショップ特別編
ヤザキタケシダンスワークショップ
詳細は http://www.sakira-ritto.net/

3 月26日
ヤザキタケシ・松本芽紅見・佐藤健大郎
クラウディア発表会 at 京都会館第2 ホール

3月20日
佐藤健大郎
ココロカラダンス at 東山青年の家

2月26日
ヤザキタケシ・松本芽紅見
「Weightless days」 at La Ferme du Buisson France

2月19日
ヤザキタケシ
スタジオDO ONE 発表会 at びわこホール

2月15日
ヤザキタケシ ソロ パフォーマンス
横浜「BankART Cafe Live Series」
「in the Octpus Garden」-柔らかな夜に蛸はー
場所:1929ホールより変更 BankART Studio NYK
NYKギャラリーA
横浜市中区海岸通3-9 Tel045-663-4677


1月13日
ヤザキタケシ/パフォーマンス”プレミア公演[アトリエ劇研提携公演]
 「in the Octopus Garden 〜柔らかな夜に蛸は〜」
[料金] 前売1,700円 当日2,000円


[この公演は“ワーク・イン・プログレス”です。2月に横浜で行う公演のプレミア(試演会)として上演いたします。各ステージ後30分程度、観客の皆さんと作品について気軽に語り合う場を設けます。作品の創作に一言ご意見ご感想をお願いいたします]
2005年
12月25日
アローダンスコミュニケーション企画アイホール協力公演 「ブルータイム」
アローダンスコミュニケーション「ブルータイム」関西初上演


11月26日
プレゼンテーション イン パリ

11月18日
香川県芸術祭 出演「金色の人」ヤザキ・ソロ

10月28・29日
シンガポール公演
オデッセイダンスシアター企画 「ブルータイム」

10月22日
青頭巾 − 入り口のない迷宮に夏草をはこぶ砂のてのひら
京都芸術センター講堂
佐藤健大郎・浦田保親(観世流能楽師)他
入 場 券:一般2000円(前売り1800円)、高校生以下500円
主   催:京都芸術センター 京都文化祭典関連企画

10月
劇団桃園会公演「リーディングとダンス」出演 東京グリーンシアター

9月
劇団桃園会公演「リーディングとダンス」出演 伊丹アイホール
ヤザキタケシ。

9月8日
ダンスサーカス・BISCO+松本芽紅見(ゲスト)
NPO法人DANCE BOX 06-6646-1120

9月7日
ダンスサーカス
佐藤健大郎(ソロ)
NPO法人DANCE BOX 06-6646-1120

9月3日
松山ダンス映画館「スタジオモガ企画」
WS&パフォーマンス「スペース4,5」&「ONE WAY」松山・WS4日
出演:松本芽紅見、ヤザキタケシ

7月9日・10日
dB international work05
参加アーティスト:シュロミ・ビトン(イスラエル)/ヤザキタケシ(日本)
NPO法人DANCE BOX 06-6646-1120

6月15日〜30日
新作製作の為レジデンス イン パリ
ヤザキ・松本

6月10日・11日・12日
大阪現代演劇祭「ダンスボックス企画・ガイズ。」大阪現代演劇際<仮設劇場WA>
振付・出演 ヤザキ・佐藤

5月24日
「スタジオダンスポイント公演」
シアタードラマシティー
振付・出演 ヤザキ・松本

5月13日・14日・15日
GEKKEN dance selection
ディディエ・テロン
『The man was walking steadily』サンチャゴ・センペレ
『Gates to an Empty Landscape』
ヤザキタケシ
『スペース4.5 2005』


5月6日
「京都の暑い夏2005 ダンスワークショップ」
京都芸術センター/フリースペース ヤザキ

4月14・15日
シンガポールにて「オデッセイダンスシアター公演」ゲスト出演「スペース4,5」

3月27日
「スタジオクラウディア公演」
京都会館第2ホール
振付・出演 ヤザキ・松本


3月19日
コンテンポラリーダンスin新世界」
大阪フェスティバルゲート
振付・出演 松本


2月11日・12日・13日
schatzkammer「牛革の手帳」
出演:夏目美和子・松本芽紅見
作・演出:schatzkammer
振付:schatzkammer・松本芽紅見
他4組の出演
アトリエ劇研 075-791-1966/info@gekken.net


2004年
12月
フェスティバル「Danse A Aix」(Bouc-Bel-Air,Lambesc,Rosset,Venelles)招待公演
フランス(エクサンプロバンス)ツアー
「ブルータイム」ショートバージョン&「スペースX」
ダンサー:松本芽紅見、佐藤健大郎、ヤザキタケシ

12〜30日 La Ferme du Bisson にてレジデンスを行う。


12月1日
DANCE BOX vol.117「Dance Circus 28」
Ca・Ballet「ロンド ジャンプ ア テール」
振付:佐藤健大郎
会場:Art Theater dB ( フェスティバルゲート3F)

11月17日・18日
松本芽紅見 参加作品「残り香」
会場:Art Theater dB ( フェスティバルゲート3F)
料金:前売り 1500円・当日 2000円


10月16日・17日
あべのロクソドンタ ダンスの時間 「即興の夜」
ダンサー:サイトウマコト、角正之、森美香代、ヤザキタケシ
村上和司(16日のみ)
映像:赤松正行音楽:小島剛(16日)、一楽儀光(17日)

9月25日・26日
一心寺シアター倶楽主催ダンスプロジェクト vol.1「踊る神様」
新作ソロ「君の名で…2004秋大阪」上演
出演 森山開次・森美香代・伊藤卓家・ヤザキタケシ

9月25日
COZY DANCE PROJECT 3
 愛知芸術文化センター小ホール
作品「塊DAMASHII」:ヤザキ振付

9月16日
The Dance of Asia Choreographer's Festival 2004 招待公演
Daejeon Metropolitan Dance Theater にて
「ONEWAY」「スペース4,5(それぞれの部屋)」を上演

8月4日
フランス西南部ペリグーにて、インターナショナルマイムフェスティバルに
正式に招待「ブルータイム」

6月18・19日
(ヤザキタケシ)パリ国立ダンスセンターオープニング記念招待パフォーマンス!
以降7月12日までパリ国立ダンスセンターにてレジデンシーを行い、ブラジル人グラフィックアーティストと2004年のプロジェクトとの為製作活動!

6月6日
『ブルータイム』ロングバージョン←詳細はこちらをクリックサンポートホール高松 5F第2小ホール
日時:13時30分開場 / 14時開演
出演:ヤザキタケシ 松本芽紅見 佐藤健大郎
料金:全席自由席  3000円(税込)

会  場:サンポートホール高松 7F第3リハーサル室
受付期間:平成16年3月31日(水)〜5月31日(月)
お申込み方法:往復葉書にて先着40名様迄
お申込み先:(財)高松市文化芸術財団 サンポートホール高松

4月
第4回ソウル国際クロスオーバー即興ダンスフェスティバル招待公演
ソウル・プサン「1時間即興2公演・10分ソロインプロビゼーション1回」


ブサンにて、ワークショップ&コンタクトインプロビゼーション(5ダンサー&2ミュージシャン)(日本からはヤザキ、他アメリカ・ドイツ・韓国からの参加)

アローヘッドアメリカ公演
"You Are So Beautiful!" アメリカ公演


1月21・28・31/2月5・7 計5回
フェスティバル「ダンスブーム」inフィラデルフィア


1月26日
「ラストマンデーパフォーマンス」


2月3・4日
ディクソンカレッジ「ユーアーソービューティフル」公演


2月11日
「Lawrenceville High School
ワークショップ&スタジオパフォーマンス「ブルータイム」 


2月12・13日
ジャパンソサエティーinニューヨーク「ユーアーソービューティフル」2公演 

1月14日・15日
「アローヘッドプロジェクト」
"You Are So Beautiful!"
京都芸術センター フリースペース(1F)
ヤザキタケシ&アローダンスコミュニケーション(日)
+ヘッドロングダンスシアター(米)のコラボレーション企画


2003年
12月
ヘッドロングダンスシアターとのコラボレーション企画(アローヘッド)
京都アートセンター「ユーアーソービューティフル」公演


11月
カタリス・パリ国立ダンスセンター(CND)・パリ日本文化会館の共同制作による作品「スペースX」「ブルータイム」ナンシー国立ダンスセンター・マルセイユ(スタジオケレメニス)・パリ日本文化会館にて上演

「ブルータイム」
「夜と朝」「意識と無意識」「動きと動き」「呼吸と呼吸」など、二つのもののはざまに存在する。「表現出来ないあいまいさ」をもちながら、ないとなりたたないもの「目や触覚で認識出来ないが確実にあるもの」空気・音・気(感情)など・・・。そんな日本独特の「間」という概念をダンスで表現。3人のダンサーにより繰広げられるこの作品は、2人の間に挟まれる事で生まれる場に、それぞれがそれぞれの時間を体感する事で生まれる動き(ダンス)で構成されている。(60分)

パレ・ド・トーキョー(トーク&パフォーマンス)

8月
びわこホール「ダンスピクニック」

7月
文化パルク城陽「ONE WAY」公演

6月
マニラ・ソウル「3PI」公演

5月
アトリエ劇研フェスティバル「エアーポケット」2公演

3月
高松市主催事業WS・高松市立美術館パフォーマンス「ONE WAY」公演

「ONE WAY」
その名の如く2人のダンサーが舞台を右から左へ(一方向)45分かけて移動するダンス作品。これ以上ないシンプルなコンセプトの中で繰広げられる巧妙で奇天烈な時間・空間。二人の駆け引きが新たなる世界を作り上げ、同じ方向に進んでいるにも関わらず何重にも見えてくる道。観るものの想像力を掻き立てる多彩な一本道である。(45分)

京都アートセンター企画演劇「海と日傘」公演

阿南市主催事業・阿南ゆめホール「スペースX」公演とWS

2月
大阪ドラマシティー、スタジオミューズ主催「それからのアリス」公演

2002年
11月
あべのロクソドンタ「スペース4.5」公演


10月
千葉県、劇団パノラマアワー公演

6月
日米交流レジデンシープロジェクト
京都アートセンター「NO FACE」「ヘッドロングとのコラボレーション」公演。

文化パルク城陽「HAN☆PUKU」公演

5月
キプロスベイルート・ダマスカス「3PI」公演

4月
アトリエ劇研「スペースX」公演

スペースX
「スペースX」は1999年に創られた「スペース4.5」白テープシリーズを元に、拡大して創作された作品です。作品は2種類のソロダンス・ひとつのソロパフォーマンス・2種のデュオで構成されます。
ひとりの人間からこぼれるように出てきた時間と空間、それが現実的な空間から虚構の空間へと変容していく、そして時が経つにつれひとつの時間の流れがいくつもの流れに分かれる。 変わることのないシンプルな白い四角いエリアは後半、観客のイマジネーションにより、より深く、拡大され、捩られていく。そして物語はひとりの人間の中に消えゆくように帰結する。(60分ダンサー3人)

3月
フィラデルフィア・ペインティドブライド「スペース4.5」公演

NYジャパンソサエティ「スペース4.5」公演

2月
フランス、リモージュ「カンパニーケレメニス3PI」公演

1月
フランス「スペース4.5」公演

2001年
11月
パリ国立ダンスセンター 「スペースX」プレミア

JCDN企画「踊りに行くぜ」前橋 「スペース4.5(タナトス小僧のエロスな気分)」

10月
アジアコンテンポラリーダンスフェスティバル・トリイホール
ソロ「本能」招待公演

9月〜10月
マルセイユ 「3PI」3公演
ルーアン  「3PI」3公演 + 「スペース4.5」1公演

9月
京都アートコンプレックス・ 自主公演[HAN☆PUKU]

HAN☆PUKU
(アートコンプレックス1928)この作品は歩く事・見る事・触る事・普段意識せずしている行為を意識する事で、 ただ無意識に流れて行く時間に何らかのエネルギーが生まれてくるのではないかという意識の元、創作を進めました。一つ一つ繰り返すにしても、それは「一期一会」一つ一つが違ったものであり、一歩の繰り返しが道になり世界になる。 一日の繰り返しが一年になり一生になる。一つの行為、或いは気持ち・或いは物に対して、 どれだけの愛情を注ぐ事が出来るのか、又その込めた愛情の繰り返しの先には何があるのか、 その事がどういう風に舞台の上に立ち現れてくるのか・・・
(70分ダンサー10人)
7月
エクサンプロバンス「カンパニーケレメニスとの共同企画」 「3PI」発表

5月
京都アートコンプレックス「ケッテンショーキ」

ケッテンショウキ(一抹の人間昆虫記)
(アートコンプレックス1928)昆虫は脱皮する事によって物理的に美しい容姿と自由な身体を身につけ、生をおおらかに全とうする。 逆に我々人間は脱皮することによって物理的な容姿や自由は必要としなくなり、すべて余分なものがなくなった時完成され人生を全とうする。 この作品は一つの試みとして「起承転結」を「結転承起」と人間が脱皮していくさまを逆から進んでいくという4部構成で進められます。
虚栄を脱ぎ去る「第一の脱皮(ドラッグクイーン姿)」、肉を脱ぎ去る「第二の脱皮(内臓人間姿)」、 自意識に縛られた自分を脱ぎ去る「第三の脱皮(ソロ)」、 目に見えない自分にとって大切なものが具現化してくる 「第四の脱皮(デュオ)」。普遍的なシリアスなテーマ(輪廻転生)を、ダンスとユーモアを融合させ、 エンターティメントとアートの絶妙なバランスを成立させた作品。
(30分ダンサー3人・アクター1人)

3月
フランス 「スペース4.5」「同時通訳」4ヶ所、6公演

2月
京都市企画コーチングプロジェクト ワークショップ&パフォーマンス
「第6回OSAKA DANCE EXPERIENCE」ダンス・バトルロイヤル 岩下徹(山海塾)との即興ダンスに出演

2000年
10月〜11月
JCDN企画「踊りに行くぜ」
札幌(コンカリーニョ)「ici」
東京(セッションハウス)「スペース4.5 タナトス小僧のエロスな気分」
横浜(STスポット)「スペース4.5 レッドトリッパー」
大阪(トリイホール)「スペース4.5 タナトス小僧のエロスな気分」 公演

スペース4.5(タナトス小僧のエロスな気分)
隔離された場所に投げ出された男の刹那。
シリアスでコミカル・人間のどうしょうもない弱さや馬鹿な部分に愛情こめ、アヴストラクタルな形で踊られた作品。 スペース4.5(レッドトリッパー)が陰の場であるとするなら、このスペース4.5は陽の場である。(25分ソロ)
9月
リヨンダンスビエンナーレ招待公演 「スペース4.5」ソロ

8月
ADC自主公演 「マンボウジャンボウ」トリイホール

5月
京都アートコンプレックス 「エッジ」招待公演 「ici」ソロ

ici(ここ)
さまよい続ける魂の行方・さまよい続ける肉の行方・さまよい続ける骨の行方
確かに自分はここにいるはず、いや或いはいるつもりなのか?
不確かな物体である自分
さて、いったい私の立つ場所とは?(18分ソロ)
2月〜4月
フランス・アフリカ 「スペース4.5」「同時通訳」8ヶ所、11公演

1月
アメリカ、APAPショーケースにて公演「スペース6」
         京都演劇祭参加 ワークショップ 

U&K
イソップの童話「うさぎとかめ」を我々流に再検証してみました。
わき目も振らず只ひたすらにゴールを目指す真面目で律儀なかめさん。
いい天気、いい景色に酔いしれ余裕のあまり昼寝にこうじるうさぎさん。
果たしてこのレースに勝利する意義があるのでありましょうか?
周りの状況を見られるうさぎさんは本当は優しいうさぎさんで、かめさんのひたむきさに打たれ、わざと寝過ごし負けたのかもしれませんし、 或いはたんなるうっかり屋さんだったのかもしれません。あなたならどちらの生き方選びます?
以上のレースの模様は劇場・ダンスにて実況されます。(30分ダンサー5人・ギタリスト1人)

1999年
11月
「第5回OSAKA DANCE EXPERIENCE」トリイホール企画
エスパス」招待公演


エスパス(お茶の間)
ここはある大家族が住んでいる家です。不思議な事にここの住人は押し入れから出入りする事が慣わしになっています。 後ろの方で少しだけ口を開けた押入れの隙間の向こうには何があるというのでしょうか。 裸電球の灯る部屋に一人また一人と押し入れから出てきます・・・これはスペースシリーズのデラックスバージョンです。 四角く区切った小さなエリアで男と女・男と男・女と女・男女入り混じり4人・8人と様々な組み合わせで繰り広げられるダンスバトルです。 見ようによっては妖怪達の不気味な家族会議に見えるかもしれない異様な世界です。(75分ダンサー11人 撮影:福永 幸治)
10月
東京国際舞台芸術フェスティバルヤ99ダンスセレクション
ニュージェネレーションズ 参加公演 「スペース6」

スペース6
ここは四角く区切った小さく狭い人工的なスペースではありますが、見方によっては我々にとって、 かけがえのない無限の広がりを持つ広大なスペースと化するのです。ここでは、喜怒哀楽に代表される様々な感情と肉体と が混沌として存在しています。この狭いスペースの中で、四つの身体と四つの感情を攪拌する事によって、 この空間に何が化学反応として立ち起こってくるのでしょうか。基本的にはスペース4.5で踊られた場とダンスを、 四人で踊るとどうなるのかという発想から生まれた作品。(25分ダンサー4人)

6月
芸術祭典・京 委嘱作品「スペース4.5」+ミシェル・ケレメニス、ヴィンセント・マントソーとの共同作品「同時通訳」

5月
第2回シアターオリンピックス静岡・日本現代ダンス抄招待公演「インサイド」ソロ

2月
京都演劇祭参加 ワークショップ&パフォーマンス
トリイホール・ダンスBOX企画(ダンスセレクション)「スペース4.5」ソロ 


「彗星舞遊群」を発展させ「アローダンスコミュニケーション」と改名




1998年
5月
「第4回OSAKA DANCE EXPERIENCE」トリイホール企画 ダンスバトル
伊藤キムvsヤザタケシ」招待公演

2月
京都アルティ・ブヨウ・フエスティバル特別招待公演 「セキバク」
バニョレ国際振付賞ノミネート 「トリップ」

トリップ(バニョレ国際振付賞ノミネート作品)
一人一人がそれぞれの空間を移動している。4人が出揃った時から、時間と空間が錯綜しだす。 ある時は時間を共有し、またある時は空間を共有する。そしていつしかお互いの心に触れ合い共に歩き始める。 肉体のダイナミズムの中に、内的心理描写を盛り込み、自分と他人との間を行きつ戻りつする人の心の葛藤や、 人が空間をさまよい錯綜する様をユニークな動きで描いた作品。(25分ダンサー4人)
1997年
2月
トリイホール・ダンスBOX企画(ダンスセレクション)「セキバク」
GUYS「隣の家族」京都

セキバク
感情を抑えれば抑えるほど、サディスティックに暴力に走って行く男。はっきり「NO」と言えず、 ズルズルと男の言いなりに落ちて行く女。ただひたすらに男の後を追い、ジレンマに落ち自暴自棄になる女。 悲しみが衝動を起こしてしまう。襲われた女も悲しいし、襲ったほうも悲しい。他人とのコミュニケーションが薄くなった今日、 自分をどう表現すれば良いのかわからない3人の若者に焦点をあて、ストーカーを題材にし、言葉では言い表せない潜在的な感情を、 暴力的な二組のダンスで表した作品。(30分ダンサー3人・エキストラ数名)
アルティ・ブヨウ・フェスティバル参加「トリップ」

「彗星舞遊群」を結成し舞踊活動を推進

ヤザキタケシ・フリーになり創作活動開始。
各地、各団体による招待公演及び、フェスティバル参加。

不条理の天使
あらゆるものを手に入れたいと望む一人の男が、欲望をかなえるたびに向かって行く場所は天国か地獄か。 マイムとダンスをフュージョンした形でアルチュール・アッシュの曲にのせコミカルに演じられた作品。(20分ソロ)
1995年
フィッシュダンス
川のせせらぎ・列車の汽笛・遮断機のノイズ・雨の音・風の音・虫の音
田舎風景と都会の雑踏の音を絡ませ、その音情景の中に自分自身を置き、 ドキュメンタリー風に感じるままに動きを作り上げた記念すべき第一作。(15分デュオ)1994年
レクイエム
叙情的なピアノの調べ、中原中也の哀しくノスタルジックな香りのする、刹那的な男の物語。この音と詩との出会いからインスピレーションを得、浴衣と下駄で一人の死へ向かう男の哀しみを、淡々と演じ踊る。(10分ソロ)
1994年