ももクロ&アイドル blog

ももいろクローバーZとアイドルについてのブログ

北村成美Revival@アートシアターdB神戸

昨日に続き観劇。初日は不完全燃焼ぎみだったきたまりがきょうは大健闘。しげやんとはまた違うせつなさがあった。影の馬場陽子もよかった。このためにだけに2日続けて行ったのだが報われた思い。「うたげうた」の鈴木杏子はオーディション組でダンスの経験は浅いが、その彼女からも「ただの3人の子持ちの主婦」(本人談)が生きるあかしとして舞台に上がる覚悟の凄みが感じられた。
 黒沢美香の踊る「ラベンダー」は圧倒的な存在感。北村成美の振付は彼女の作品であるとともにそれを踊るそれぞれのダンサーの生きざまそのものを映し出す装置の役割を果たしていた。
 北村成美(しげやん)の踊りがいつも魅力的なのはその踊りが単純にダンス作品というのにとどまらずに彼女の「生きざまそのまま」を感じさせるからだ。それは今回も彼女自身のダンスから感じられ、「しげやん健在なり」を再確認できて、それは喜びではあったのだが、今回の新たな発見はそのダンスはかならずしも彼女の特別に強烈なキャラクターからだけ感じられるものだけにとどまらず、そのダンスの喜びに満ちた「振付」がほかのダンサーに手渡された時にはそれぞれのダンサーの生きざまそのものを映し出す装置として機能するのだという発見である。
 しかもそのダンスにおいては踊るダンサーは確かにそこにいて、きたまり、鈴木杏子、黒沢美香ではあるのだけれども、それはどこかで同時に北村成美でもあって、例えば私は黒沢の踊る姿を見ながら、それと二重重ねに黒沢と同じぐらいの年齢になってももし健在ならばかならず踊り続けているであろう北村の未来の姿も想像したし、確かに黒沢の姿の向こうに北村を姿を見たのである。