ももクロ&アイドル blog

ももいろクローバーZとアイドルについてのブログ

「オオサカアイドルフェスティバル2017 in TOKYO」 @たこやきレインボー

オオサカアイドルフェスティバル2017 in TOKYO」@たこやきレインボー

【日程】2017年9月10日(日)
【時間】開場16:30/開演17:30
【会場】日比谷野外音楽堂

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「オオサカアイドルフェスティバルin TOKYO」 というのは明らかにおかしなネーミングだが、それはたこ虹が自分たちもいつかフェスでトリをやりたいという野望を手っ取り早く実現するために勝手に始めたイベントだからだ。

   大阪の色んなアイドルが集まるフェスのトリをたこ虹がやるという設定だが、大阪の色んなアイドルもたこ虹が自ら演じるわけだが、日比谷野外音楽堂という実際に色んなアイドルが目標としているような会場でそれをやるということで大阪で昔からたこ虹を応援しているというファンの間では大阪軽視だという声も上がっていたようだが、たこ虹としてはOIFというイベントを東京のファンにも見てもらいたいという軽い気分もあったんじゃないかと思う。

     とは言え3年目を迎えてもともとはいわばかくし芸的な意味合いの強かった大阪アイドル登場パートが一般的なカバー楽曲披露パートとしても通用するほどに歌唱力が向上していた。特に堀くるみがアマゾンくるみとして歌ったアリアナ・グランデの「Break  Free」などは生歌で披露したにもかかわらず一瞬音源かと勘違いしたほどの歌の上手さで以前からたこ虹の歌姫の認識はあったけど、思わず舌を巻いたほどだった。

   尼崎出身のアイドル 、尼崎あゆみ(AMA)に扮して所属レーベルavexの大先輩でもある浜崎あゆみそっくりに「BLUE BIRD」を歌ったのが清井咲希。「会場にはavexのけっこう偉い人も大勢来ている」とこの日MCを務めた塚地武雅がはやし立てたが、歌だけではなく、煽りやファンへの掛け声などステージングも本物のあゆを彷彿とさせる出来栄えで歌唱力だけではない舞台度胸にも感心させられた。

 一方、根岸可蓮はアイドルではなく2人組のアイドルの1人がやめると言い出して舞台に代わりに出てきたマネージャーの佐藤さんという変に凝った設定で登場し、「キューティーハニー」(あーりん=ヒャダイン版ではなく、おそらくこちらもavexの先輩にあたる倖田來未版)をかっこよく歌いこなした。春名真依彩木咲良の2人はバブル時代(優子、)と名乗り、ボディコンシャスの衣装で出てきたが、歌ったのはなぜかバブルとはまったく時代が異なる少女時代の「Gee」だった。

 こうした部分はやはり「オオサカアイドルフェスティバル」としては力を入れていきたいところだし、先に述べたようにもともとはかくし芸的な出しものとして始めたもの。だが、今回のように歌唱部分の レベルが高くなってきたら大阪アイドルの無理からの設定とかはなくてもメンバーによるカバー曲パートとして構成もできそうなのもだが、それをあえてベタな関西乗りの設定をいろいろ入れてきているのがたこ虹らしいし、メンバーも場数を踏んでそうしたコント的な部分の作りもかなりきちんとネタとしてこなせるようになってきており、たこ虹のメンバーが何もできない時代からイチからバラエティのイロハを叩き込む番組を一緒にしてきた塚地はメンバーの色んな意味での成長が感じられて嬉しかったんじゃないかと思う。

 企画ものとは書いたが後半のたこ虹パートはグループの成長と勢いを感じさせるという意味で圧巻だった。たこ虹が注目すべきなのはアイドルとしては珍しく「なにわンダーたこ虹バンド」と名付けられたバックバンドを背負って出てきたことだ。しかもそのメンバーが手島いさむユニコーン、電大/バンマス&Gt)、 川西幸一ユニコーン、電大/Dr)、上野一郎(Ba)、TACOS NAOMI(Key)という超豪華な面々で、どういう経緯でこのバンドセットがたこ虹のバックを務めるようになったかは不思議で仕方がないのだが、今年春のZEPPツアーやサマソニの参加などを通じてたこ虹メンバーともすっかり意気投合しているようだ。

     ももクロダウンタウンももクロバンドを従えるようになって急速にステージングの力がついてくるようになった。生バンドはパフォーマンスの力を向上させていくのに効果的なのは間違いない。それにしてもバンド演奏への対応もあるが、今回のライブで驚いたのはたこ虹の体力が半端じゃないこと。バンド編成で登場してきた後は新曲「サンデーディスカバリー」をいきなり初披露した後は「絶唱!なにわで生まれた少女たち」「 叫べ!ガウガール」さらにまた新曲である「まねー!!マネー!?Money!!」、定番で盛り上がる「なにわのはにわ」と新旧をとりまぜた選曲で場内の盛り上がりは最高潮に。さらに「レインボーレボリューション」「めっちゃPUNK」「TACOYAKI's Burning」と激しい動きのダンスを伴う楽曲を連発できるのは同年齢時のももクロの域に迫りつつあるかもしれない。

  実は参考のためにリーダーである百田夏菜子と堀くるみの年齢を対照してももクロたこ虹を比較してみるとこの2017年はももクロの2012年に相当することになる。2012年といえば春に横浜アリーナ2DAYSを開催し、そこから秋の男祭り、女祭りと日本武道館での公演を経験して、その年に年末には悲願の紅白歌合戦を出場を果たした年である。

 こういう風に比較してしまうといかにももクロの成長の軌跡が突出しているか分かるし、たこ虹にとっては酷な比較という風にもたこ虹ファンにとっても思われるだろうけれども、あえてこんな比較をするのは意味がある。

 同じスターダストのグループと言ってもデビュー時から方向性の異なる私立恵比寿中学は目指す目標も違うと思われるので、ももクロと比較する意味はあまりないだろう。

 一方、チームしゃちほこはデビューした時からある意味ももクロを意識して目標にして活動してきたけれども、「Road  to 笠寺」でとりあえずそれまでの追い付け追い越せの目標は一段落させ新たな地平を目指すのだろうと思う。

    現段階のたこ虹は年齢的にはももクロの2012年に当たる。横浜アリーナ2Daysから日本武道館での男祭り、女祭りをやり、その年の年末には念願の紅白歌合戦出場を果たした年に当たるのだから、これを単純に比較してもももクロはやはり凄かったということにしかならないが、ライブを見る限りはたこ虹にもこれからの飛躍に向けての成長を感じたのも確かなのだ。たこ虹の最大のセールスポイントはやはり元気な楽曲であり、今回はそれを短いMCとええねん(アコースティックver.)での若干の休みはあるもののバンドともどもほぼノンストップで走り抜けてみせる。以前はスタミナが課題の時期もあったから、これには驚かされた。

 

 

 

 

 

たこやきレインボー「オオサカアイドルフェスティバル2017」
2017年9月10日 日比谷野外大音楽堂
セットリスト ープニングアクト:たこやきレインボー

01. ちちんぷいぷいぷい
02. どっとjpジャパーン!
03. 踊れ!青春カルナバル

オオサカアイドルパート

01. Break Free(オリジナル:アリアナ・グランデ)/ アマゾンくるみ[堀くるみ]
02. Gee(オリジナル:少女時代)/ バブル時代[春名真依、彩木咲良]
03. キューティーハニー(オリジナル:前川陽子、倖田來未)/ 佐藤さん[根岸可蓮]
04. BLUE BIRD(オリジナル:浜崎あゆみ)/ 尼崎あゆみ[清井咲希]

トリ:たこやきレインボー

01. サンデーディスカバリー
02. 絶唱!なにわで生まれた少女たち
03. 叫べ!ガウガール

(MC、自己紹介)
04. まねー!!マネー!?Money!!(新曲)
05. なにわのはにわ
06. レインボーレボリューション
07. めっちゃPUNK

(新曲紹介とウエーブのお願い、短く)
08. TACOYAKI's Burning(新曲)
09. ええねん(アコースティックver.)
10. ほなまたね サマー
11. 365Go!
12. ナナイロダンス
13. ちゃんと走れ!!!!!!
14. たこ虹物語~オーバー・ザ・関ケ原~
<アンコール>
15. たのしかしまし大阪~おいでやす~

16.RAINBOW 私は私やねんから