『黒フェス2017〜白黒歌合戦〜』@東京・豊洲PIT
** 『黒フェス2017〜白黒歌合戦〜』@東京・豊洲PIT
ももクロセットリスト
overture
M1:WE ARE BORN
M2:境界のペンデュラム
M3:5 The POWER
M4:D’の純情
Survival of the Fittest -interlude-
M5:BLAST!
M6:ツヨクツヨク
松崎しげるさんとコラボ:見上げてごらん夜の星を
黒フェスは「黒(96)」がトレードマークの松崎しげるにより開催されているフェスで今回が3回目。ももクロはこれまでも氣志團万博(氣志團)、イナズマロックフェス(T・M・レボリューション)、若大将フェス(加山雄三)、高校生ボランティア・アワードチャリティコンサート(さだまさし)、VAMPS主宰「HALLOWEEN PARTY」などと日頃お世話になった人たちの主催フェスには毎年恒例事業として積極的に参加してきた。この黒フェスもそのひとつとなっている。
規模の割に出演者が多いせいもあり、今回はひとり3曲程度の披露にとどまっているのだが、ももクロだけが何と最大の6曲(プラス後でコラボ再登場)とモノノフにサービスしすぎじゃないかという特別扱い。前方のスタンディングエリアは最後列でもステージまで近くて無理に圧縮の中に突入していかなくてもメンバーの顔がはっきり見える。セットリストも「行くぜっ!怪盗少女」「走れ」などいわゆる「ももクロらしい」という楽曲を入れないでダンス、歌をソリッドに仕上げてファン以外にも「いまのももクロ」を見せつけた感があっと。特に杏果、佐々木彩夏(あーりん)はソロ公演も終えた現在の充実ぶりを感じさせた。
名前は知ってたけれど生で見たことはなかったサンボマスターがよかった。3ピースのシンプルそのものなスタイルで絶叫で愛と平和について歌う。まさに時代遅れで、笑ってしまうんだけれど彼らの煽りに少し泣けてきた。
高橋洋子はももいろフォーク村の「GIRLS FORKTORY」で紫しぶきと一緒に「残酷な天使のテーゼ」を歌ったが、この日はさらに「哀しみのルフラン」とエヴァのインスト曲に歌詞をつけた新曲の3曲。特に新曲の歌唱はオペラ調のところもあり凄いのひとこと。一緒に歌うとなると杏果、ぁぃぁぃでも無理そうだがフォーク村でもまた聞きたい。
祭nineという男性アイドルも出ていて、見たことないのでスタダ勢でもジャニーズでもなさそうだし、いったいどこのグループと思ったが、名古屋に拠点を置くBOYS AND MENの弟分だったようだ。見たところアクロバット要素をふんだんに入れたノリの曲、メジャーデビュー曲が初登場週間2位、和をテーマにしているなどどこかのグループのメジャーデビュー時を彷彿とさせ親近感を持った。
<出演>
松崎しげる、サンボマスター、祭nine.、宮前杏実(ex.SKE48)、ミラクルひかる、ももいろクローバーZ、八代亜紀、吉田山田、高橋洋子、TEE、T.M.Revolution(シークレットゲスト)
■オープニングアクト
MILLEA
■応援
三遊亭円楽、国広富之(トミー)