ももクロ&アイドル blog (by中西理)

ももいろクローバーZとアイドルを考えるブログ

坂崎幸之助のももいろフォーク村NEXT 第78夜 水曜だけど「木曜ヒットスタジオSUPER」

坂崎幸之助のももいろフォーク村NEXT 第78夜 水曜だけど「木曜ヒットスタジオSUPER」

  先日、フジテレビの『三宅裕司春風亭昇太のサンキュー歌謡曲一座~ナウなピースでこまっちゃうナ~だめだこりゃ編~』 の後、ももクロは今はけっして下手ではないと思うけれどもいまだに「ももクロは下手」とdisってくる人がいるのはどういうことなんだろうというのをモノノフ仲間とtwitterで議論した。

 その議論はいろんな論点が出て非常に面白かったのだが、そういうこともあって今回はついそういう論点を踏まえてフォーク村でのももクロのパフォーマンスを見る形になった。その結果思ったことを書いていきたい。これについては「そんなことはないよ」というモノノフ各位の反論も当然あると思うのでそういうのがある人はぜひコメントに書いてほしい。

 先日の番組で出演した3人(あーりん、高城れに玉井詩織)が「私たちは『歌がうまいといわれ隊』の3人だ」というようなことを言っており、こと歌に関してはメンバー内でも有安杏果百田夏菜子の2人が優れているという認識があるんだなと思った。その際には詩織はともかく、れにとあーりんは最近うまくなってきているからなどとも思った。

   今回フォーク村で再確認したのはソロコンを経験した杏果の歌がただ「この子、歌がうまいね」などというのを完全に超えたレベルに成長しつつあるということだ。

 この日杏果がももクロでのアンサンブルではなく歌ったのは織田哲郎のギターで本人もエレキギターを弾きながら歌った近藤真彦「Baby Rose」と高橋洋子とデュエットした「魂のルフラン」の2曲のみだが、どちらも出色の出来栄えだった。

「Baby Rose」はエレキギターを持って歌った。実は、そのギターがKISSのポール・スタンレーから直接貰ったサイン入りのギターでこれって下手をすれば洋楽通のゲストミュージシャンの人にそのギターでいい加減な演奏をしたら承知したら許さないよ、この子、分かっているんだろうなと思われてもおかしくないところだが、おそらく杏果はそんなことは考えもしていないで、この子(ギター)も人前に見せてないから一度は見せてあげなくちゃぐらいの気持ちだったのだと思うのだが、自らハードルを上げまくるようなことになっているのが杏果らしい。

 結果的には歌の途中でブレイクが入るような相当に難しい歌だったのにかかわらず

(つづく)

セットリスト
オープニングソング:カツ丼 in da house (高橋みなみ)
M01:OPメドレー
いつか君が (高橋みなみももクロ/ももクロ)
→恋人達のペイヴメント (村長&ももクロ/THE ALFEE)
→七色シンフォニー (村長&コアラモード./コアラモード.)
→シャンプー (コアラモード.加藤いづみ/加藤いづみ)
残酷な天使のテーゼ (高橋洋子加藤いづみ/高橋洋子)
→いつまでも変わらぬ愛を (織田哲郎高橋洋子/織田哲郎)
→いつまでも変わらぬ愛を (OPメドレーオールキャスト/織田哲郎)
M02:大旋風 (ももクロコアラモード./コアラモード.)
M03:織田哲郎楽曲メドレー
想い出の九十九里浜 (ももクロ織田哲郎/Mi-Ke)
→なにがなんでも (ももクロ織田哲郎/桜っ子クラブさくら組)
→負けないで (ももクロ織田哲郎/ZARD)
M04:孤独は傷つかない (高橋みなみ織田哲郎/高橋みなみ)
M05:碧いうさぎ (高城れに加藤いづみ織田哲郎/酒井法子)
M06:おどるポンポコリン (ももたまい&織田哲郎/B.B.クィーンズ)
M07:夢見る少女じゃいられない (あーりん&高橋みなみ織田哲郎/相川七瀬)
M08:Baby Rose (杏果&織田哲郎/近藤真彦)
M09:BOMBER GIRL (ももクロ高橋みなみ加藤いづみ織田哲郎/近藤房之助織田哲郎)
M10:ガンガン (ROLL-B DINOSAUR/ROLL-B DINOSAUR)
Go!Go!GUITAR GIRLZ
M11:サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド (GUITAR GIRLZ & ROLL-B DINOSAUR/ザ・ビートルズ)
M12:魂のルフラン (杏果&高橋洋子/高橋洋子)
M13:Fly Me to the Moon (れに&高橋洋子/Frank Sinatra)
M14:ふしぎなメルモ (夏菜子&高橋洋子/宇野誠一郎)
M15:行くぜっ!怪盗少女 (ももクロ高橋洋子/ももクロ)
M16:トリック・オア・ドリーム (ももクロ/ももクロ)