ももクロ&アイドル blog (by中西理)

ももいろクローバーZとアイドルを考えるブログ

ロロいつ高シリーズvol.3『すれちがう、渡り廊下の距離って』@こまばアゴラ劇場

vol.1『いつだって窓際であたしたち』13:00の回
vol.2『校舎、ナイトクルージング』15:00の回
につきまして、出演者の急な体調不良により公演を中止とさせていただきました。
公演を楽しみにしていただいたお客様に、ご迷惑をおかけいたしましたことを深くお詫び申し上げます。

vol.3『すれちがう、渡り廊下の距離って』
篠崎大悟 大石将弘(ままごと/ナイロン100℃) 大場みなみ 大村わたる(柿喰う客)

 本来今回のロロいつ高シリーズvol.4『いちごオレ飲みながらアイツのうわさ話した』@こまばアゴラ劇場は新作である「いちごオレ〜」に加えて過去の3作品の上演が予定されていた。そのため、本当はこの日はvol.1〜3の3本を一挙に見るつもりだったのだが、出演俳優の体調不良により、そのうち2本は公演が中止になってしまい。vol.3だけを見ることになった。

本作は「いつだって可笑しいほど誰もが誰か愛し愛されて第三高等学校」が舞台の連作群像劇です。教室、下駄箱、屋上、図書室、、、学内のあらゆる場所で「まなざし」をテーマに様々な物語を発表します。俳優はシリーズを通して同じ登場人物を演じ、作品ごとに主人公が代わります。
学内で起こる小さな事件の”ここ”と”あそこ”がまなざしで繋がれてゆき、シリーズ全体で大きな物語となっていく様をぜひお楽しみください。

この「いつ高」シリーズには興味深い特徴がいろいろあるのだが、そのひとつが前の作品で舞台上からはフレームアウトしていた人物や名前だけが出されていた人物が、別の作品には実際に登場するという形でそれぞれの劇世界がつながっていくという趣向になっていることだ。