大阪南港で「キダム」を見る
朝から仕事。仕事の後、大阪・南港で「キダム」を見る。内容はよかったのだけれど、昨日2時間しか眠ってなかったせいで舞台がはじまる時間ごろには猛烈な睡魔に襲われ、ところどころ記憶がない。それとS席だからとオペラグラスを持っていかなかったら、席が最後列で細かいところが全然見えなかったのも集中力をいまひとつ欠いた原因となった。
「アテネのタイモン」「かもめ」(いずれも小田島雄志訳、白水社)を読了。エジンバラで舞台を見た3つの作品について確認の意味をあって戯曲を読み直してみた。
もう1本の「タイタス・アンドロニカス」はまだ読んでいる最中である。チェホフの「かもめ」はやはりいろんな意味で面白いし、考えさせられる。シェイクスピアはエジンバラで舞台を見ていた時にも思ったのだけれど、シェイクスピアだからといってなんでも面白いわけじゃないというのを実感(笑い)。昨年見た「シンベリン」もそうだが、日本ではあまり上演されることのない戯曲の上演が見られるのはエジンバラの魅力といっていい。
この日も明け方まで世界陸上。末続が200㍍で銅メダルをとる歴史的な快挙を目撃できて感激はしたけれど睡眠不足のままだと仕事まではもっても、その後の観劇では絶対に眠ってしまう。「キダム」なんかでは体調のいい時に来たかったなあとほとんど行ったことに後悔していたほどだからなあ。