ももクロ&アイドル blog (by中西理)

ももいろクローバーZとアイドルを考えるブログ

1000-12-01から1ヶ月間の記事一覧

第2部 演劇とももいろクローバーZ

「変わりゆくももクロのパフォーマンス」 「5TH DIMENSIONツアー」の衝撃 ももいろクローバーZのパフォーマンスは2013年春の「5TH DIMENSIONツアー」を境に「全力パフォーマンス」を超えた新しい段階に入った。それはさまざまな演劇的な仕掛けを取り入れなが…

大竹野正典と「密会」

大竹野正典率いる犬の事ム所による「密会」(1993年、大阪スペースゼロ)は衝撃的な舞台だった。小空間で上演されたため、観劇できる幸運に恵まれたのは少人数だったが、私はこの作品をその年のベストアクトに選んだ。90年代の関西演劇を代表する好舞台のひ…

論考「パフォーマンスとしてのももいろクローバーZ」

第1部「ダンスとしてのももクロ」ももいろクローバーZ(ももクロ、以下ももクロと省略)は5人の女性によるアイドルグループである。柴咲コウ、北川景子ら有名女優・俳優を多数かかえる大手俳優事務所スターダストプロモーションに所属するタレントの卵たち*…

シアターアーツ2013年・年間回顧アンケート

シアターアーツ2013年・年間回顧アンケート お名前 中西理 お名前(ふりがな) なかにしおさむ シアターアーツ購読 AICT会員 メールアドレス BXL02200@nifty.ne.jp 優秀作品 公演名・1 維新派「MAREBITO」(岡山・犬島海水浴場) 公演名・2 松田正隆×松本雄…

これから観る舞台1月前半by中西理

SPAC『夏の夜の夢』(作・野田秀樹、演出:宮城聰) 1/9(木)〜21(火) 赤坂REDTHEATER 3,800円 クロムモリブデンが今回とりあげるのは高校野球らしい。「体罰問題、連帯責任問題、統一球問題(嘘)など高校野球の諸問題を取り上げて書いているとそれはま…

これから観る舞台1月後半by中西理

SPAC『真夏の夜の夢』(作:ウィリアム・シェイクスピア、脚色:野田秀樹、演出:宮城聰) 1/18(土) ・19日(日) ・25日(土) ・26日(日) ・2/1(土) ・9日(日) ・15日(土) ・23日(日) ・3/1(土) 静岡芸術劇場 4,000円 富士山麓の「知られざる森」の中、紙に…

これから観る舞台1月前半by中西理

クロムモリブデン『曲がるカーブ』(作・演出:青木秀樹) 1/9(木)〜21(火) 赤坂REDTHEATER 3,800円 クロムモリブデンが今回とりあげるのは高校野球らしい。「体罰問題、連帯責任問題、統一球問題(嘘)など高校野球の諸問題を取り上げて書いているとそ…

これから観る舞台12月後半by中西理

オフィスコットーネアナザー公演『山の声―ある登山者の追想―』(作:大竹野正典、構成・演出:シライケイタ) 12/27(金)〜30(月) 赤坂チャンスシアター 2,500円 「山の声―ある登山者の追想―」は大阪の劇作家・大竹野正典の代表作。新田次郎の小説「孤高…

これから観る舞台12月前半by中西理

松田正隆×松本雄吉『石のような水』(作:松田正隆、演出:松本雄吉) 12/5(木)〜8(日) にしすがも創造舎 4,500円 マレビトの会の松田正隆、維新派の松本雄吉。ともに孤高の存在として、日本の現代演劇の最前線を疾走してきた異色コンビによる第2弾。…

これから観る舞台11月後半by中西理

サンプル『永い遠足』(作演出・松井周) 11/17(日)〜25(月) にしすがも創造舎 4,000円 人類の起源と現代を生きる命をめぐる新作。親殺しや近親相姦といった禁忌(タブー)を通じて、個人と社会の関係を描き出したギリシャ悲劇「オイディプス王」を下敷…

これから観る舞台11月前半by中西理

重力/Note『偽造/夏目漱石』(戯曲:市川タロ=劇作家・『デ』代表、構成・演出:鹿島将介) 11/4(月)〜10(日) アトリエ春風舎 3,000円 夏目漱石の「三四郎」などを原作として京都の若手劇作家・演出家である市川タロ(『デ』代表)が脚本を担当した…

これから観る舞台10月後半by中西理

森下真樹×束芋『錆から出た実』(構想・振付・出演/森下真樹 構想・美術/束芋) 現代美術家の束芋はバッドシェバカンパニーに映像作品を提供するなど以前からダンスに深い興味を抱いていたが、今回、生年月日、出生地、血液型、三姉妹という属性がすべて同…

これから観る舞台10月後半by中西理

森下真樹×束芋『錆から出た実』(振付・演出/森下真樹 美術/束芋) ダンサー・振付家の森下真 10/5(土)〜14(月・祝) 岡山・犬島 海水浴場 6,500円 瀬戸内芸術祭に参加し維新派が岡山・犬島に帰ってくる。新作「MAREBITO」の舞台は、犬島の浜に出現す…

これから観る舞台9月後半by中西理

ヨーロッパ企画『建てましにつぐ建てましポルカ』(作・演出/上田誠) 9/18(水)〜26(火) 本多劇場 4,000円 ポストゼロ年代演劇の作家たちに広くみられる特徴のひとつに「作品に物語のほかにメタレベルで提供される遊戯的なルール(のようなもの)が課…

これから観る舞台9月前半by中西理

これから観る舞台9月前半by中西理柿喰う客・女体シェイクスピア004『失禁リア王』(作:ウィリアム・シェイクスピア 脚色・演出:中屋敷法仁) 9/5(木)〜17(火) 吉祥寺シアター 4,500円 毎回注目を集める女体シェイクスピアシリーズ。「悩殺ハムレッ…

平田オリザ/初音ミク/ロボット演劇 

今年(2013年)の5月、テクノロジーと演劇〈舞台芸術)の未来について考えさせる2つの刺激的な舞台が東西で相次ぎ上演された。1つはチェルフィッチュの岡田利規が脚本を担当した渋谷慶一郎+初音ミクによるオペラ公演「THE END」で、5月23・24の両日東京…

2012年度AICT年間回顧アンケートフォーム

2012年度AICT年間回顧アンケートフォーム 『シアターアーツ』では次号にて年間回顧特集を予定しております。つきましてはこちらの質問へのご回答に御協力をよろしくお願いいたします。※こちらのアンケートは、AICT会員の方、およびシアターアーツ定期購読の…

パフォーマンスとしてのももいろクローバーZ

その2 ももいろクローバーZの楽曲について

「act」23号編集後記

編集後記 2013年1月10日 リニューアル後の「act」で心がけていることは単なる「関西の演劇の劇評誌」にとどまらぬ広がりを持たせていきたいということ。今回の「act」23号では「アートとパフォーマンス 境界を越えて」を主題にダムタイプに焦点を当ててアー…

黒田育世・BATIK「おたる鳥をよぶ準備」@愛知県芸術劇場小ホール

黒田育世は最近いくつかの作品で演劇との接近を試みたがBATIKの新作として上演された「おたる鳥をよぶ準備」(2012年11月1日愛知県芸術劇場小ホール)はユニゾンでの群舞を多用したひさびさに黒田らしいダンス作品といえた。冒頭近くでひとりのダンサーが叫…

高谷史郎(Dumb type)インタビュー(2012年収録)

ダムタイプ(Dumb type)の中心メンバーである高谷史郎は現代美術作家として映像、インスタレーション、パフォーマンスと分野を超えた多彩な活動を国内外で展開している。ダムタイプをはじめ、近年は瀬戸内国際芸術祭などアートフェスティバルにも参加し壮大…

振り返る 私の2012

2012年演劇ベストアクト(記憶に残る3本) 1,木ノ下歌舞伎「義経千本桜」(京都芸術劇場・春秋座) 2,KUNIO10「更地」(元・立誠小学校) 3,青年団「三人姉妹」(吉祥寺シアター) 2012年も年頭に藤田貴大(マームとジプシー)が岸田戯曲賞を受賞するなど引続…

平田オリザ小論

大規模なロボット工場と研究拠点があり、大勢の研究者・従業員がいた日本のとある地方都市。円高による空洞化などで町は衰退し、工場は撤退。現在はかろうじて小さな研究所のみが残る。先端的なロボット研究者であった父親の死後、この町に残され生活する3…

平田オリザ小論

かつて大規模なロボット工場とその研究拠点があり、大勢の研究者・従業員が集まっていた日本のある地方都市。円高による空洞化で町は衰退し、工場は撤退。現在は小さな研究所だけが残っている。先端的なロボット研究者であった父親の死後、この町に残されて…

象牙の空港#3「女体出口」@東山青少年活動センター

作・演出:伊藤元晴 【キャスト】 大田雄史 崎田ゆかり 小林欣也 永榮紘実 谷脇友斗 三宅陽介 【スタッフ】 舞台監督:ミテイ 塩見沙耶 舞台美術:右田梨子 高原颯時 衣装:小梶慎吾 照明:ぷっちヨ 音響:Production EION 撮影:若井宏樹 牧野裕也 演出助手…

「演劇の新潮流2 ポストゼロ年代へ向けて 第7回 青年団=平田オリザ」

主宰・中西理(演劇舞踊評論)=演目選定 東心斎橋のBAR&ギャラリーを会場に作品・作家への独断も交えたレクチャー(解説)とミニシアター級の大画面のDVD映像で演劇を楽しんでもらおうという企画がセミネール「演劇の新潮流」です。今年は好評だった…

「演劇の新潮流2 ポストゼロ年代へ向けて 第6回 惑星ピスタチオ=西田シャトナー」

主宰・中西理(演劇舞踊評論)=演目選定 東心斎橋のBAR&ギャラリーを会場に作品・作家への独断も交えたレクチャー(解説)とミニシアター級の大画面のDVD映像で演劇を楽しんでもらおうという企画がセミネール「演劇の新潮流」です。今年は好評だった…

多田淳之介インタビュー

編集後記 2012年8月31日今回の「act」22号では「再/生」「演劇lOVE」など演劇とダンスの境界線ともいえる作品を精力的に創作して、若手の作家らに大きな影響を与えている多田淳之介(東京デスロック)のインタビューを収録、その多田も参加しダンスと演劇の…

多田淳之介インタビュー「演劇×ダンス クロスオーバー」

日本現代演劇で1990年代半ば以降メインストリームとなってきた平田オリザら現代口語演劇中心の流れが大きな転換を見せたのが2000年代(ゼロ年代)後半。若手劇作家・演出家の相次ぐ登場によってであった。その特徴は演劇とダンスのボーダー領域の作品が目立…

ももいろクローバー

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