「ミューコミプラス」 presents スタプラアイドルフェスティバル~今宵、シンデレラが決まる~@横浜アリーナ
「ミューコミプラス」 presents スタプラアイドルフェスティバル~今宵、シンデレラが決まる~@横浜アリーナ
出演ももいろクローバーZ、私立恵比寿中学、TEAM SHACHI、たこやきレインボー、ばってん少女隊、ときめき♡宣伝部、はちみつロケット、アメフラっシ、いぎなり東北産、ukka(桜エビ~ず)、CROWN POP、B.O.L.T
■概要
「ミューコミプラス」 presents スタプラアイドルフェスティバル~今宵、シンデレラが決まる~
日程:2020年1月19日(日)
会場:横浜アリーナ(神奈川県横浜市)
時間:開場12:00(予定) 開演15:00 ※【11/28情報更新:開場時間が変更になりました】https://event.1242.com/special/stapla2020/
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年長組グループ(ももクロ、私立恵比寿中学、TEAM SHACHI、たこやきレインボー)の楽曲を妹グループ8組のメンバー46人がメドレーで歌い、たったひとりのシンデレラを会場の横浜アリーナにいる人が投票でその場で決めるという「今宵、シンデレラが決まる」はライブパフォーマンスにおける実力主義を貫いていて、いかにもスタダらしい企画だった。そして、結果的にシンデレラの座を射止めたのはCROWN POPの三田美吹。グループ自体の知名度も現時点では高いとは言い難いし、この日のライブが始まる前までは会場にいる多くの人にとってはほぼノーマークだったのではないか。それでも組織票なんかじゃなくて、彼女が選ばれたのがこの企画に相応しいし、こういうことになるのがスターダストプロモーションという事務所のよさではないかと思う。
<iframe width="560" height="315" src="//www.youtube.com/embed/Y3svyYPscmo" frameborder="0" allowfullscreen=""></iframe><br><a href="https://youtube.com/watch?v=Y3svyYPscmo">#スタプラフェス シンデレラ決定戦で選ばれたCROWN POP #三田美吹 ちゃん生登場!! #一翔剣 #ミューコミプラス</a>
私自身はいろいろ迷った挙句に別の子*1に投票したのだが、終わった後のラジオとかで「走れ」の落ちサビを見事に自分の歌い方で歌い切った三田美吹はこの日のシンデレラにふさわしかったと思う。さらにいえばもともと有力候補と見做されていた他の子たちは別のチャンスをつかむ機会がまだまだあるだろうけれど、もともと実力はあるのに地味に見える立ち位置に置かれていた彼女にとっては千載一遇のチャンスだったと思うし、それをつかみとった運と実力はアイドルが持つべき資質だと思った。
<iframe width="560" height="315" src="//www.youtube.com/embed/693TVWSAAr4" frameborder="0" allowfullscreen=""></iframe><br><a href="https://youtube.com/watch?v=693TVWSAAr4">【MV】CROWN POP「真っ白片思い」</a>
イベントは年少組8グループのオープニングアクトからスタート。メンバーの代表によりあらかじめ抽選した出演順は ①ときめき♡宣伝部 ②ukka
③B.O.L.T ④いぎなり東北産 ⑤はちみつロケット ⑥アメフラっシ ⑦ばってん少女隊 ⑧CROWN POPの順であった。
ライブの時の観客の盛り上がりなどを考慮して単純に勢いを感じたのが①ときめき♡宣伝部と④いぎなり東北産。特にいぎなり東北産は粗削りながら、こういうアウエーとも言える自分達のことをあまり知らないような観客を巻き込んでいく状況での爆発力は凄い。
ただ、この日感心させられたのは⑤はちみつロケット。いぎなり東北産のような圧倒的な爆発力はないけれど、直前が東北産で客席が前の余韻を引きずってざわざわしているところをその空気感を消し去って瞬時に自分たちの雰囲気に変容させてしまった。抜群の歌唱力を持つようなメンバーはいないのだけれどいいグループだと再認識させられた。播磨の存在が目立つのでひとりだけセンターステージに飛び出した時は「また播磨が」などと思ったのだが、これは新センターとなっている公野舞華でどちらかというと引っ込み思案に見えた公野がこれはこで出てきた意味を考えた時に何かぐっとくるものがあった。
アメフラっシは最初の曲がももクロのカバー曲の「あんた飛ばしすぎ!!」「月並みファンタジー」「雑踏の中で」の3曲。ライブスタイルダンジョンで勝利の決め手となった「STATEMENT」のような熱唱曲で攻めるかと思ったが、聴かせる歌を選んだ2曲、3曲目は果たしてどうだったのか?
オープニングアクトの最後がシンデレラの三田美吹を出したCROWNPOP。実はライブスタイルダンジョンの1回目で惨敗したのをニコ生で見て以来ひさしぶりに聞いたのだが、パフォーマンスが格段と魅力的になっていて驚いた。ここはもともとツインボーカルと残りのメンバーがダンサーという構成になっていて、メンバーのうち2人しか歌わないのがライブスタイルダンジョンの敗因となっていたのだが、最近の歌では全員に歌割りを振るようになっていて、それでいて大事な聞かせどころは三田美吹、里菜のツインボーカルがしっかりと聴かせるようになっていた。これは大きな魅力アップになっていて、面白いと思ったので同様の好感を持つ人も多く、これが、三田個人の歌唱とあいまってシンデレラへの決め手となっていったかもしれない。
*1:かねて高いアイドル性を持っていると思っていたアメフラっシの愛来に投票したのだが、10秒自己PRで「ヤンキーです」と宣言していたのはまったく意味不明でネガティブキャンペーンでしかないと思われ、負けるべくして負けたように思う。歌割にも運がなかった。